ワンクリック登録解除とは?Gmail・Yahooが求める仕組み
ワンクリック登録解除とは、Gmail などの受信トレイに表示される「登録解除」ボタンを押すだけで、ほかの操作なしに配信を止められる仕組みです。メールのヘッダーに専用の情報を入れておくことで動きます。
仕組み(RFC 8058)
送信者は、メールに2つのヘッダーを入れます。登録解除用の HTTPS の URL を書いた「List-Unsubscribe」と、「List-Unsubscribe-Post: List-Unsubscribe=One-Click」です。
受信者がボタンを押すと、メールソフト側がその URL に HTTPS の POST を送り、登録解除が行われます。ログインや追加の入力は求められないため、URL には受信者と配信リストを特定できる情報を含めておきます。
この2つのヘッダーは、有効な DKIM 署名の対象に含める必要があります。
Gmail・Yahoo の要件
Google は、1日 5,000 件を超えて Gmail に送る送信者に、マーケティングや配信登録のメールでワンクリック登録解除に対応し、本文にも登録解除のリンクをわかりやすく表示するよう求めています。
Yahoo も大量送信者にワンクリック登録解除と本文の登録解除リンクを求め、登録解除の依頼は2日以内に処理するよう定めています。
日本の法律との関係
特定電子メール法では、受信者が配信停止を通知するためのメールアドレスまたは URL を表示する義務があります。ワンクリック登録解除のヘッダーは受信トレイのボタン用なので、本文に見える形の登録解除リンクも別に入れます。
書かないメルマガでは
すべての配信号に、見える位置の登録解除リンクと、ワンクリック登録解除のヘッダーが入ります。
登録解除はすぐに反映されます。
メルマガ用語集
出典
- RFC 8058: Signaling One-Click Functionality for List Email Headers
- Google「メール送信者のガイドライン」
- Yahoo Sender Hub「Sender Best Practices」(英語)
- 特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(e-Gov法令検索)
このページは一般的な情報で、法的助言ではありません。