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ChatGPT でメルマガを書く方法|そのまま使えるプロンプト例と注意点

作成:乾和志(書かないメルマガ)

最終更新:2026年11月4日

ChatGPT のような生成 AI を使うと、メルマガの下書きは数分で作れます。ただし、AI に「メルマガを書いて」とだけ頼むと、どの会社でも使えそうな、ぼんやりした文章が返ってきます。うまく使うコツは、材料(伝えたい事実)を先に渡し、形と口調を指定することです。このページでは、小さな会社やお店の方向けに、そのままコピーして使えるプロンプト例と、AI に任せるときに必ず人が確かめるべき点を順に説明します。

ChatGPT でメルマガを作る流れ

  1. 材料を集める:今号で伝えたいお知らせ、ブログ記事、新商品の説明などを用意します。AI に考えさせるのは「書き方」だけにして、事実はこちらから渡します。
  2. 骨組みを作らせる:下の「号の骨組み」のプロンプトに材料を貼って、下書きを作らせます。
  3. 件名を選ぶ:件名の案を複数出させて、いちばん中身が伝わるものを選びます。
  4. 口調を整える:かたすぎる、売り込みが強いと感じたら、トーン調整のプロンプトで直させます。
  5. 人が確かめる:数字・日付・名前・リンク先を元の資料と照らし合わせ、法律で必要な表示を足してから送ります。

プロンプト例1:号の骨組みを作る

いちばん基本の頼み方です。【】の中を自社の内容に書き換えて、材料をそのまま貼り付けてください。「材料にないことは書かない」と最初に伝えるのが大事です。

あなたは小さな会社のメルマガ担当者です。次の材料だけを使って、メルマガの下書きを作ってください。

# 条件
- 読者:【例:来店したことのあるお客様】
- 送り主:【例:○○工務店の店主】
- 長さ:スマホで2〜3回スクロールする程度
- 形:あいさつ1〜2文 → 話題ごとに見出しと2〜3文 → 結び1〜2文
- 材料にない数字・日付・人名・商品名は書かない。足りないところは【要確認】と書く
- 誇張した表現(「絶対」「今だけ」など)は使わない

# 材料
【ここにお知らせやブログ記事の本文を貼る】

プロンプト例2:件名の案を出す

件名は、受信箱で最初に見える20字前後に、中身がいちばん伝わる言葉を入れます。AI には複数案を出させて、人が選ぶのが向いています。

次のメルマガ本文に合う件名を10個出してください。

# 条件
- 30字以内。いちばん伝えたいことを前半の20字に入れる
- 本文にないことは書かない
- 「【重要】」「!!」など、迷惑メールに見えやすい書き方はしない
- それぞれに、どんな読者に響きそうかを一言そえる

# 本文
【ここに下書きを貼る】

件名の案は、無料の「メルマガの件名ジェネレーター(AI)」でも出せます(ページ下の関連リンクから開けます)。

プロンプト例3:トーン(口調)を整える

AI の文章は、丁寧すぎたり、宣伝くさくなったりしがちです。直したい方向をはっきり伝えると、意味を変えずに口調だけを直せます。

次のメルマガの下書きを、意味と事実は変えずに、口調だけ直してください。

# 直したい方向
- 【例:店主が常連さんに話しかけるような、親しみのある口調に】
- かたい言葉や専門用語は、やさしい言い方に置き換える
- 売り込みの言葉を減らし、お知らせとして読めるようにする
- 数字・日付・固有名詞は一字も変えない

# 下書き
【ここに下書きを貼る】

口調の例を1〜2文そえる(「こんな感じで書いてほしい」と過去の号の一部を貼る)と、自社らしい文章に近づきます。

プロンプト例4:ブログ記事をメルマガにする

自社サイトにブログやお知らせがあるなら、それを短く紹介してサイトに来てもらう形がいちばん手軽です。メルマガのために新しく書く必要がなくなります。

次のブログ記事を、メルマガで紹介する文章にしてください。

# 条件
- 記事の要点を2〜3文にまとめる(記事に書いてあることだけ)
- 最後に「続きはこちら」として記事のURLを置く
- 読者が「読んでみよう」と思える一言を冒頭に入れる。ただし大げさにしない

# 記事のURL
【URL】

# 記事の本文
【ここに本文を貼る】

URL だけを渡すと、AI が記事を読めずに中身を想像で書くことがあります。本文も一緒に貼るのが確実です。

AI に任せるときの注意点

  • 事実の誤り:AI は、材料にない数字や日付、それらしい商品名を書き足すことがあります。送る前に、数字・日付・名前・価格・リンク先を元の資料と必ず照らし合わせてください。
  • 毎回同じ結び:同じ頼み方を続けると、結びや言い回しが毎号そっくりになりがちです。「前回とは違う言い方で」と伝えるか、今号の話題に触れる一言で結ぶよう頼みます。
  • 法律で必要な表示は入らない:広告・宣伝のメルマガには、特定電子メール法で、送信者の名称・住所・配信停止の方法・問い合わせ先などの表示が必要です。AI はこれを自動では入れないので、フッターとして毎号自分で足します。
  • 読者の個人情報は貼らない:お客様の名前やメールアドレス、購入履歴などは、AI の入力欄に貼らないようにします。
  • 毎回プロンプトを書く手間:材料を集めて貼り、件名を選び、口調を直し、表示を足す作業は毎号くり返しです。忙しい時期に止まりやすいのはこの手間です。

送る前のチェックリスト

  • 数字・日付・価格・名前が元の資料と合っている
  • 【要確認】のまま残っているところがない
  • リンクを押して、正しいページが開く
  • 件名が本文の中身と合っている
  • 送信者名・住所・配信停止の方法・問い合わせ先がフッターに入っている
  • 自分宛てにテスト送信して、スマホで読みやすい

よくある質問

ChatGPT で作ったメルマガをそのまま送っても大丈夫ですか?

おすすめしません。AI は材料にないことを書き足すことがあり、法律で必要な表示も入れません。数字や日付を元の資料と照らし合わせ、フッターの表示を足してから送ってください。

ChatGPT は無料でも使えますか?

無料で使えるプランがあります。使える回数や機能はプランによって変わり、内容も変わることがあるので、最新の条件は提供元の案内で確かめてください。

AI が書いた文章だと読者にわかりますか?

どの会社でも書けそうな、具体性のない文章は AI らしく見えがちです。自社の事実(商品の名前、お客様からの質問、今月の出来事)を材料として渡すと、その会社らしい文章になります。

配信も ChatGPT でできますか?

できません。ChatGPT は文章を作る道具なので、読者への一斉送信、配信停止の受け付け、同意の記録には配信サービスが必要です。

毎回プロンプトを書くのも手間なら:書かないメルマガ

書かないメルマガは、自社サイトのお知らせやブログを読み込んで、AI が毎号の下書きを作ります。材料はサイトの記事なので、記事にない数字や名前は足さず、要約には元記事へのリンクがつきます。担当者は読んで承認するだけで、承認するまで1通も送られません。

  • 法律で必要な表示と配信停止のリンクは毎号自動で入り、同意の記録も残ります。
  • 結びや言い回しは号ごとに変わるように作ります。
  • 無料プランは購読者300人・毎月4回まで。トップページにサイトの URL を貼ると、登録なしでサンプル号を確認できます。

出典

この解説は一般的な情報で、法的助言ではありません。法令や金額は改正されることがあるため、出典を確認し、個別の判断は専門家にご相談ください。